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Lausanne市内。想像以上に都会で家賃が高いのも頷ける |
H氏です。頑張ってます。
だから、食料ください。スイス高すぎます!!
スイスの入国審査は、あっという間でした。
2年間の米国生活で厳しい審査に慣れていたので、「え?こんなんでいいの?」と、あっけにとられてしまいました。
ローザンヌに到着したらすること。
0. アパートの契約
家探しは本当に大変らしく、EPFLに着くと、学生みんなに「家は見つかったか?」と聞かれました。私の場合、http://logement.epfl.ch/step-by-stepを参考にして、到着前にネットで探しました。詳細は
こちら。住所があるといろいろと便利です。
1. EPFLに登校
秘書さんから必要書類をもらいます。分からないことは、HRに聞きに行きます。(HRの入口はすごく分かり難い)
電車の定期券を購入。ジュネーブとかよく遠出する人は、半額券も購入。年間175CHFで、全ての電車・バスが半額になります。http://voyages.epfl.ch/ticketshop-en
職員証(CAMIPROカード)を作製します。実験には不可欠です。夜7時以降に建物に入ったり、チャージすることでEPFL内で買い物できたり、図書館で本を借りたりできます。http://camipro.epfl.ch/
2. 住民登録(permit)(妻も更新したようなのでこちらも見てね)
パスポート、HRからのFORM OASA、雇用契約のコピー、写真、婚姻証明、住居証明、147CHFを持って、ローザンヌフロン駅前へ(上記の場所よりやや西側の1階(日本で言う2階))。黄色い紙に必要事項を書いたら、入口にあるチケットをとり、呼ばれたら自動ドアから中へ。申請後、翌日にパスポートを持って、
住民証明を30CHFで作製してもらいます。
私の場合、秘書さんに婚姻証明を要らないと言われて持ってこず、手続きが面倒でした。スイスは、事前申請しなくても入国し、住民証明が取れます(本当は、事前に仮証明なるものをカントンからもらう手続きをした方がいいようですが、私の場合、スイス行きが決まったのが2週間前でしたのでそれすらできず)。婚姻証明は、英語やフランス語等に翻訳したものが必要となります。ただし、ローザンヌの場合、アポスティーユとか14日以内とかは緩い規制の様で、助かりました(米国なら絶対に許されない)。何をどこまで必要かは、HRやカントンに直接聞いてみてください。
私は、3カ月以内の戸籍謄本を家に送ってもらい、ジュネーブ領事館で翻訳してもらいました。スイスまでの郵送に3~4日、翻訳に5営業日10CHFかかります。領事館は、ジュネーブ駅から大通り(ローザンヌ通り)を東に徒歩15分くらい。レストランの奥まったところを入り、エレベータで8階へ。エレベータは着いたら、手前の扉を自分で開けて下さい。領事館の入り口は、呼び出しボタンを押して開けてもらって下さい。http://www.geneve.ch.emb-japan.go.jp/j_consulaire.htm
3. Biometric center(妻も更新したようなのでこちらもどうぞ)
パスポート、HR(or カントン)からの招待状、20CHFを持って、ローザンヌフロン駅前へ(ローザンヌ住民)。指紋と顔写真を撮ります。招待状がなかなか来ない場合は、
info.etrangers(at)vd.chに状況を聞いてみると、pdfで送ってくれるそうです。
4. 銀行口座開設
パスポート、上記の住民証明、(雇用契約のコピー)を持って、銀行へ。 詳細は
こちら。EPFL内にもCredit suissがあります。http://information.epfl.ch/Switzerland/banking
5. HRに提出
雇用契約書、銀行口座や住所を記入した書類をHRに提出。
6. 保険に加入
スイスの健康保険に加入義務があります。ネットで保険の比較をできます。https://en.comparis.ch/krankenkassen/grundversicherung/praemien/input
Suisscareは安かったのですが、permit LとBの人が加入できなくなりました。保険会社によっていろいろと制約があるので相談してみるのが良いと思います。ASSUREで月195CHF~、CSSで月250CHF~。大学内に保険屋さんがあり、安いプランを相談できます。相談には予約した方が良いです。http://acide.epfl.ch/services/health-insurance/
保険プランによって、価格が大きく異なります。病気になった際に①病状を電話して病院を選んでもらう、②ホームドクターに行く、③行きたい病院に行く、の3通りあります。当然①が最安ですが、フランス語も英語も話せない人には現実的ではないと思います。また、2500CHFまで自腹で払うなら更に安くなります。スイスの保険なら、追加で妊娠や歯医者、海外旅行などにも加入できます。妊娠と歯医者の項目はよく読んだ方がいいです(加入半年後から保険適用される場合とかも?)。学生なら、かなり割引が効きます。30歳以下なら少し安く、25歳以下なら更に安く、18歳以下はもっと安いそうです。
周囲に聞くと、長く住む方や企業の方は、ちゃんとした現地の保険(現実的なプラン)に入っているようです(月400CHF程度)。ただ、一家族で月1500CHFくらいするかも。短期滞在者の場合、日本語が通じる海外旅行保険をベースにして、加入義務があるスイスの最安の保険に加入しているようです(月100CHF+200CHF)。立場によってケースバイケースのようです。
家によっては、家具用の保険、火災保険の義務があります。私の家では、家具を補償する保険に入る義務がありました。年間100CHF程度で入れます。空き巣や家具の故障など、数十万円の保証をしてくれます。引っ越しても、家の面積が変わらなければ、住所変更だけで契約を継続できます。
http://sae.epfl.ch/health-insurance
7. その他(携帯・レンタカ・ゴミ袋)
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EPFL? UNIL? 市内から電車で20分程。 |
日本でガラケーを使っていたので、米国の時同様、プリペイド携帯を購入しました。私はswisscomで50CHF。とくに使用期限もなく、年間の電話代は30CHF分も使いませんでした。かなり安い!!プリペイドSIMを購入して、日本の携帯を使い続けることも可能みたいです。
チャージは、SBBの電車切符の自動販売機や銀行のATMでできます。other ticketみたいなのを選択して、電話会社swisscomを選択して、自分の電話番号を入れるだけ。一度に100CHFまでできたはず。
http://information.epfl.ch/Switzerland/phones
インタネットの契約は、フロンにあるCity cableでできます。モデムを貰って、紙に書いてある通り設定すればすぐにネットが使えます。我が家はテレビを見ないのですが、TV数チャンネルと一緒に契約しないといけません。英語でBBCやCNN、ハリウッド映画などもチャンネル登録されているし、フランス語の番組ではフランス語の勉強にもなるので、まいっかという感じです。追加料金を支払えば、サッカーとか+αで見ることができます。支払いは3カ月毎に、電気代と一緒に来ます。電気代もネット代も日本と同程度です。
家具の運搬などに車が必要な場合、EPFL内で借りれます。なんでもありますね。運転免許は、日本の運転免許をジュネーブ領事館で訳してもらえば使えるそうです。国際免許証は不可だそうです(フランスでは可)。
http://camipro.epfl.ch/electriceasy_electric_car_sharing
http://developpement-durable.epfl.ch/bike-centre
車は、Mobilityという便利なシステムがあります。全て乗り捨てできるもので、数人で旅行したり買い物したりする場合、電車より安く済むかも知れません。レンタルできる場所も多くあります(EPFL内にも数か所)。
https://www.mobility.ch/en/private-customers/
生活する上で必要なのは、ゴミ袋ですね。スイスのゴミ袋は指定の物を使わないといけません(食物、ビン、カン、ペットボトルを除く)。35L10枚で20CHFしました。
coopやmigrosなどのスーパーや郵便局に置いてあるそうです。ただし、店内には置いていないので、買う時はレジの人に、言わないといけません。似たようなゴミ袋が店内に置かれていますが、指定のものではないので捨てられません。
アルミ缶やペットボトル、電池などの分別も、スーパーで行っています。
http://recycling-map.ch/en/collected-items/
他にも生活で困ることもあると思います。facebookのグループに、ローザンヌ日本人会があるので、相談してみてはいかがでしょうか。