H氏です。今日、EPFLのPh.Dの学生二人が、
下記のPrivate defenseを終えたとのことで、飲みに行ってきました。
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EPFLの博士論文審査のシステムは、日本やアメリカとやや異なるようですので、
ここで簡単に違いを書いておきます。
日本や米国では、まず博士論文の予備審査があります。
予備審査日までに博士論文を一通り仕上げ、予備審査に合格すれば公聴会(Defense)が開かれます。公聴会が本審査となり、3~4人の外部を含めた教授達が審査し、後日証書をもらって、晴れて博士となれます。
(日本では、多くが2月くらい。米国ではボスの了承次第なので、何月になるかは不明なため、博士になるのは、卒業式(6月)と別の日になります)
一方、EPFLでは、private defense(日米の予備審査)が、実質本審査となり、これに合格すると博士になったも同然です。
1か月後にpublic defense(公聴会)が開かれますが、アウトリーチに近いです。親や彼女などにも分かりやすいように、試行錯誤します。説明には専門用語を減らし、目の前で簡易実験したりして、殆ど背景だけで終わります。
そして、目の前でそのまま証書が渡されて、博士となります。この後、同僚たちからお祝いのサプライズやプレゼントがあり、その夜にまた飲みます。
因みに、就職活動は、日本だと1年前から行いますが、EPFLは米国と同じで、defenseが終わるかその前に始めて、数週間で決め、卒業後すぐに就職します。海外企業はいつでもopenなんですね。
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ローザンヌの街では、お祭りをしていました。
Festival de la citeと呼ばれ、場所によっていろんな音楽が流れたり、大道芸的なことが行われていました。http://www.festivalcite.ch/
今月末には、ニヨンでもお祭り(Paler Festival Nyon)があるようです。今月はお祭りだらけですね。
http://yeah.paleo.ch/en
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