2016年3月12日土曜日

ツェルマットで日帰りスキー情報

H氏です。スイスで日帰りスキーをするための基本情報はコチラ、しがない主婦の情報によるコース紹介はコチラ

【スキーリゾート】

ツェルマットのスキーリゾートは非常に大きいです。リフト移動よりもゴンドラ移動が多く、1本の滑走距離が非常に長いです。単純に標高3500mから1500mに直角に落下しても2kmあるから、傾斜12度で滑走するとなると直線で滑っても約10km(= 2km/sin12)。実際はもっと緩やかなとこも多く、最長21km超え(Klein Matterhorn-Zermatt間)らしいです!!

標高が高いエリアは、天候が悪いとゴンドラが動かず、動いていても凍傷になるくらい非常に寒いらしいです(スキーと言うより、冬山の登山を想定した方がいいのかも?)。事前にネット情報や上記マップなどで、リフトの運行状況と気象情報をご確認ください。今日は快晴で、ほぼ全てのリフトが動いていました(緑ランプ)。


【割引チケット】
ローザンヌからツェルマットまで電車で3時間でいけます。Vispで一度乗り換えるだけです。今回も、SBBのセット(電車代+スキーパス+レンタル割引)を使いました。定価だと
 ・電車賃:往復80フラン(ローザンヌ-ツェルマット間、half-fare(半額券)を使用)
 ・スキーパス:一日券79フラン(ツェルマットのみ)
 ・レンタル:20%オフ
のものが、セットで一人135フランでした。レンタル割引なしでも25フランくらいお得ですね。


【スキーパス】
スキーパスは、「Zermatt」と「international」の2種類があり、internationalであれば、スイス側(Zermatt)とイタリア側(Cervinia)の両方に行けます。しかし、スイス側とイタリア側の両方を行くには最低2日は必要です。今回は日帰りなので、スイス側のみのスキーパスを購入しました。もしイタリア側に行かれる場合は、ID(パスポートなど)を携帯しておいた方がいいです。スキー好きの方はいいですが、景観重視の方は、イタリア側から見たマッターホルンは残念らしいので、ご注意を。

スキーパス一つで、ツェルマットのゴンドラと鉄道全てを利用できます。ツェルマットのスキーパスは他のスキー場に比べてかなり高いですが、夏に登山鉄道に乗った際にも、結構お金がかかったことを考えると、スキーパス一つで全て乗り放題なのは、むしろお得感があります。さらに、スキーパスでツェルマット市内を走る電気バスも無料で利用できます。ホテルへの移動やゴンドラ発着点の移動などにとても便利です。スキーせずにマッターホルンだけ見れればいいと言う人は、Visp-Zermatt間の車内で購入すれば、ゴルナーグラート鉄道の割引をしてもらえます。


【スキーレンタル】
ツェルマットには、4か所のintersport系列店(SBBセットの割引適応店)があります。ゴルナーグラートから滑るならGracier SportsとJullen Sportsが、クレインマッターホルンからやセルビナ側を滑るならDorsaz Sportsが便利です。Slalom Sportsは、どこのゴンドラや鉄道からも遠いです。しかし、ネットで見ると他より少し安そうだったので、Slalomにしました。11時頃に行きましたが、全く混んでいませんでした。

スキー板とスキーブーツ、スキーウエア、スキーパンツを二人分借りて150フランでした。上のSBBセットを使わなくても、オンライン予約をしておくと10%オフで借りられます。

今回の出費は二人で420フランでした。他のスキー場よりはやはり高いですが、絶景を楽しめた分、本当に行ってよかったと思います。

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